(この記事は2021年1月11日に更新しました)
こんにちは。
“海外送金”ってしたことありますか?
私の場合、サーフボードをオーダーする、海外トリップの宿泊代金のディポジットなどクレジットカードが使えないときによく利用します。
いくつか海外送金サービスがありますが、ここでは”TransferWise”を紹介します。実績もありますし、他のサービスと比べても手数料が安いのでいつも利用しています。
それではTransferWiseのメリット、使い方を説明していきます。
目次
銀行振り込みとの違い
大手銀行でももちろん海外の口座へ送金することは出来ますが、審査に時間がかかる、手数料、為替レートがバカ高い、などメリットはありません。
銀行によって違いますが、ある大手メガ銀行の場合、送金のために窓口へ出向きその予約までする必要がります。
今回紹介する”TransferWise”にも本人確認はありますが、ネットで完結してしまうため非常に手軽です。
10万円をUSDで送金した場合の大手銀行との違いを見てみましょう。
送金手数料 | 為替手数料 | 合計手数料 | |
TransferWise | 758円 | 0円 | 758円 |
〇〇銀行(Webでの送金) | 7000円 | 5000円 | 12000円 |
なんと約11000円も違います!10万円送金するだけで10%も違います。
これに銀行の場合は為替レートに謎の上乗せレート(1円ほど)がかかりますので実際はもっと銀行の方が高くなります。
TransferWiseとは
くわしくは以下に解説してくれている人がいるので興味のある方はご覧ください。
簡単に説明すると英国のスタートアップ起業で世界中でオンラインでの送金サービスを提供していましたが、規制緩和により2016年より日本でのサービスを開始しています。
これまでの送金方法では中継銀行をいくつか経由して送金していたため手数料がその分かかっていましたが、TransferWiseでは送金人から受け取り人へ直接送金するため中間手数料がかかりません。
参考 TransferWiseと日本市場Impress Watch
TransferWiseを使った送金のやり方
口座開設から実際の送金まで順を追って説明します。
送金する額と受け取る側の通貨を指定します。
続いて本人情報の入力をします。

本人情報入力
送金先の情報を入力します。このとき受け取り側もTransferWiseを利用していれば相手のメールアドレスを入力するだけで口座情報の入力は必要ありません。相手がTransferWiseユーザーでない場合は口座情報の入力を行います。

送金先の指定
送金の目的を選択します。
例)商品を購入したときの支払いは”Payment for a product”

目的を選択
続いて本人確認です。公式サイトによると
なお、2020年4月以前は初回かつ10万円以下の送金の場合、本人確認を後から行うこともできましたが、現在は全ての送金にオンラインでの本人確認が必須です。
とのことでしたが、私の場合一度登録されている口座に振り込む場合は本人確認なしで出来ました。この辺りは金額や振り込み口座を登録した時期にもよるかもしれません。
オンラインでの本人確認のやり方はこちら。

送金内容確認

利用規約確認
再度、送金方法の確認です。デビットカードも選択できますが手数料が発生します。

送金方法
最後にTransferWiseJapanの銀行口座に送金したい金額を振り込みます。

振り込み
上記の”振込先情報”に記載されるTransferWiseJapanの口座(UFJ銀行)に送金する金額を振り込みます。この時に振り込み元(自分)の名前に上記の”リファレンス番号”を入れてあげるとスムーズに送金されます。
まずはこれらの情報を控えて”後で振り込む”(I’ll transfer my money later)を選択し、口座に振り込めば完了です。振込先情報は後でログインしてから確認することも可能です。
オンラインでの本人確認
オンラインでの本人確認のやり方です。
最後に
一見手間がかかりそうですが、実際にやってみるととても簡単にできます。また一度設定してしまえば次に振り込む時は振込先の指定(+本人確認)のみで行えます。
大手銀行で振り込むよりだいぶ手数料が安く済みますので機会があれば是非利用してみてください。